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2005/06/08(水) 18:05 つぶやき
田圃の生命 6月は何もかもが新鮮です
go-ki-ge-nn-i-ka-ga-de-su-ka

燃えるような緑に囲まれたここなべくら高原です
ワラビ爆裂
たむしば満開
お田植え完了
タケノコにょきにょき
山菜料理はもう飽きた
アスパラはねだし回収センター森の家状態です

何もかにもが「新鮮」な季節でござります
特段変わったことはありません
ドイツに発った大塚君からの便りも無し
去年行けなかったハワイ
ああ行きたいな・行きたいな




下に写ってます爺さんふたり
餓鬼の頃から仲良しこよしのお二人
左が屋根やさんで右が農家というご職業

実は
右のおじいちゃまは齋藤秀一さんとおっしゃって
直線距離では森の家から最も近いおうちにお住まいです
実は
齋藤さん今でこそ近所の悪ガキ仲間とお茶のみが出来るようになったけど
村の衆もびっくりするほど元気になった
実は
齋藤さんが少しくたびれてきたのは8年ほど前
ふらりと森の家に来られて
「おい、木村さんや、おれ少しばっかし疲れてきたサカイ
家の前の田圃やめようと思うんや
よかったら森の家で使ってもらえないかっそ」
村でも有名な几帳面なしっかり者の齋藤さんが自らの体力の限界を感じての相談だった
それが8年前
実は
東京から稲作づくりをしたい仲間を集めて
田圃仕事がしたいというグループの幹事さんが訪れて来たのと偶然時期が重なった

早速、齋藤さんに田圃を都会の人に使ってもらってはと相談に行った
渡りに船とばかり齋藤さんも喜んだ
森の家仲介のもと、見事に田圃の放棄を食い止めた


その田圃で8回目の田植えをしたのがつい先日
自分の田圃を手放そうと決めた齋藤さんにとっては
田圃を里子にでも出した心境だったかも知れない
けれど
田植えをしたら帰ってしまうグループの田圃を
今まで以上に面倒を見る羽目に陥った
いわゆる水管理

齋藤さんはとってもまじめだった
実際の作業は森の家の裏方長の広川さんや若いスタッフが担当したけど
毎日のように齋藤さんからの指示が飛ぶ
おい、水の張り具合が悪いから水路の「ほぞ」をゆるめろ 
とか
鳥が多くなってきたから鳥よけロープを張ったら
とか
ちょっと稲穂の色が変だから農協の指導員に相談してみなさい
などなど
細かな指示が実に詳細に伝わってくる

このことは東京のグループにも伝えられ
齋藤さんの細やかな田圃に対する想いが心を打った
年を重ねる毎に齋藤さんと東京のグループ、そして周囲で見守る村の人たちとの
厚い信頼関係が生まれてきた
村の衆を連れた、米運びお江戸ツアーも催されるほどになった
(つぶやき200万画素;参照)

実は
去年の秋齋藤さんは病院に運ばれた
ちょっとずつ体の調子が悪くなっていたのはたしかだったが
ここまで弱ってしまったかと森の家のスタッフも村の人たちもみんなそう思った
体重は40kgをきったと聞いて
誰もがもう村には帰ってこれないだろうと思った
面会謝絶が続き
齋藤さんお家は誰もいなくなった

小康状態が続いた


入院後1年近くが経過した去年の秋
突如 齋藤さんは村に戻った
どうしても村に帰りたいと病床で訴えた齋藤さんを
医者も許し家族に抱えられて戻ってきた
田圃の見える部屋の介護ベットに
横たわった齋藤さんを見たとき
別人のようにやせこけ
私の気持ちも病んだ

正直なところ
それでも願いが叶ってきっと病院のベットでも里子に出した田圃が
気になっていただろうし、そんな田圃を眺められてよかったなあと思う反面
いつまで元気でいられるものかと思った

言葉も発せられず
自ら身動きが出来ない齋藤さんだった

でも頭はしっかりしていた
ぼくのよびかけもちゃんと分かっていた
何とか言葉を出そうと、答えようとしていた


その齋藤さん


ご覧の写真のゴトク
元気になってきた
医者もがさじを投げかけたその齋藤さんは
今では体重もぐんぐん増えて会話も可能
1人でご覧の椅子に腰掛けられるようになったのだ

ついこの間の田植えの時
挨拶にいったときの写真
「おい、今年は何でもっと早く相談に来なかったんだ」
「心配してたんだぞ」
だそうだ


まさかこんなに回復しているとは思わなかったんで
とは言えなかったけれど
その元気回復ぶりには驚いた

奥さんのたま子さん曰く
父ちゃんは毎日毎日田圃の様子を見てたんだ
そしたらみるみる元気になってきて たまげた
また遊びに来てくんねいかい
父ちゃんもっと元気になりそうだ

田圃の不思議な力を感じた
水と空気の良さをもっと感じた
ふる里の価値が分かったような気がした

今年はまた齋藤さんの細かな指示が飛びそうだ

蛍はあと1月もすればとびそうだ


050608.jpg


屋根やのとくさんと齋藤さん
あははおほほとお茶のみ中



管理人室長 木村宏
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