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2004/01/11(日) 16:55 つぶやき
青ざめた憤りの1月8-9日
今回はとても長い文章なので
お暇のない方は読むのをやめるか
また後でどおぞ

《前置き》

1月8日
松の内も明け世間様ではようやくお正月気分が抜ける頃
我々の正月がやって参りました
世間の皆様がお休みの時が忙しくって
我々は平日に順番に休みます
だから今頃ようやく我々のお正月がやって参るのでございます
この日、昨年なくなった方の1周忌の法要に県内のとある町に出かけました
法要はお昼でしたからその後我々家族のお正月を
これまたとある温泉地の旅館で過ごす事に・・
久しぶりの温泉旅行・期待してました

《つかみ》

ががががーん

《ぷろろーぐ》

《枕》 怒りの温泉旅行記がこれから始まります

正月気分でしたからちょっと奮発しました:ご宿泊料
この温泉地、信州ではまずまずの知名度
療養にいらっしゃる方の多いところ
旅館も30軒くらいはあるでしょうか
開業400年、歴史の重みを感じる静かなお宿
よしここだ
確かに愛想がいいというか、調子がいいというかやり手風?
きっと?大女将が電話で予約を受け付けてくれました
料理や部屋のタイプなど事細かに説明してくれました
次の間付きの山がよく見えるお部屋だと
ちょっとお高めですが料理もご満足頂けます
その「次のランク」は次の間はつきませんが
渓流沿いの人気のあるお部屋でお料理の内容は変わりません。
部屋は寝るだけだし、では「次のランク」でお願いしますね・・
「ごゆっくりして頂きますようお早めにお出かけ下さい」
気のきいたお言葉・・
期待はふくらみます

《本題》

3時半、宿にご到着
荷物を車からおろし玄関へ
玄関脇の傘立ての傘がぐちゃぐちゃ ウン?
自動のドアを通り中に入ればロビーの明かりがついてません
奥から掃除機の音 えっ!
誰も出てきません
「こんにちわー」 「こんにちわー」
我々の声に気づいたのは湯治客らしいおばさん
「そこに電話機あるでしょ、ここ裏の玄関だからそこでフロントに電話すればいいから」
裏玄関にしては立派です
だけど暗い、明かりぐらいつけとけよ
道路からの宿の誘導看板でははっきりここに誘導されてきたんだし
これが裏玄関とは・・
まあいいか 「裏口入館ダニー」 なんちゃって
しばらくすると洋服にエプロン姿の仲居さんもどきがやってきた(でも実は仲居さんだった)
チェックイン時間も過ぎてるし、格式ある旅館だと思っていたのでがっかり
もう少しにぎにぎしく迎えられるのかと思ったのに
けっして安くないお値段のお宿でしょ
靴を脱ぎ自分で下駄箱まで靴を運び
仲居さんの導くままについて行く 別に荷物を持ってもらおうとは思っていないけれど
荷物をお持ちいたしますなんて言ってもくれない ムカッ
この宿、どうやらいにしえの本館の裏に新館を建てそっちの方が立派なので玄関もしつらえたけれど
いわゆるお帳場は本館に置いたまんま
きっと何人、イヤ何百人というお客さんが玄関を間違え電話機で到着を伝えた事でしょう
なんか違う
仲居(ここから「さん」の敬称はとります)が案内した部屋は
その玄関をはいって間もない新館の玄関と本館の玄関を結ぶ
いわゆる渡り廊下に面した左側のお部屋309号室
構造は5階建てなのでその階の下に2層、上に2層あるはず・なのに
すぐ先の右側は食堂入り口である
温泉大浴場の入り口も並んでいる こらこら
確かにお客様の少ない時期ではありましょうが
人の往来は激しそうな廊下に面した部屋。
やな感じ
部屋にはいると床の間の掛け軸が曲がっている
・・後でよく観察するに、館内の絵という絵のほとんどが曲がってんです
ピカソの館かここは
腰掛けるまもなく「もう少し落ち着けそうな趣あるお部屋はないか」とやんわり訊ねる
しばしの間と仲居の「えっ」っていうような顔
「女将に聞いてみなくてはなんとも。。。」
ではとばかりそのまま荷物を持って“本館の”お帳場へご案~内
お帳場付近は確かにいにしえの趣を残しているものの
暗いんだよ
電気がついていません~~
活気ないのよ
 まあいいか
これこれしかじか女将にお部屋の事情を話す
おっ、この婆さんが電話に出た人だ やり手の古女将
「ああいいですよ、4階でも5階でもお好きなお部屋にご案内してください」
(調子よくかつ作り愛そうが心和まない感じ・・)
と仲居に鍵を渡そうとしている
すかさず仲居曰く「4階の424号室に**さんお入りだからそのお隣でねっ」だって
あまり部屋を分散させたくない気持ちは解るけど
俺らの前で言うなよ そんな事情・・怒
何となく「はずれ感」漂う

通された部屋は423号室
電話で言ってた「次の間付き」ってやつだ
山の眺めが素敵な部屋である
ただし
3階部分の大屋根の景色付き
要はこの宿の新館は4・5階部分がセットバックしており
特に4階は3階部分の屋根の上に立ってる感じ
はいはい
取り合えずここで落ち着くことに
仲居は宿帳を差し出し
お風呂の説明やら食事の時間
朝食・チェックアウトの時間までご説明
愛想はあんまりなし
夕食は部屋出しとの事だったので
食堂で構わないよと伝えると
嬉しそうにはいはいと頷く
朝食後の布団上げはどうするかも訊ねてきた
朝ご飯食べたらごろんとしたいから
帰るまで敷きっぱなし出いいですよと伝えた
モーニングコールも結構
朝のお心配りある質問
さすが最近の日本旅館もちょっとは気の利く事もするモンだと関心
心付けを差し出すと態度が優しくなった
全くこれじゃだめだね 不愉快
それでも気を取り直し夕食までお温泉につかり裏庭を散歩し
部屋でくつろいだ

《休憩》
《食事》

到着時のちょっとした不愉快な出来事も
2つの露天風呂付きの大浴場(家族風呂も2つありました)を堪能し
法事の時に飲んだ酒もすっかり抜けて
いざ夕の膳
「満足頂ける夕食」に期待に胸ふくらませ
別室「松の間」へ
むむむ
えーーーーっ
ぎゃびーん
なんでーー
どおしてー
驚きーーー

無言
大笑い

怒りを通り越しました
オーーーい酒持ってこーいい

本当にびっくりです
心のこもったおもてなし
お客様の立場に立った心づくし
材料にこだわったお料理
温かなものは温かいうちに・・
さりげない心配り
どんな言葉も当てはまりません

「松の間」の畳はしみだらけ おえっ
膳に載ったお品書きは忘れもしない10品
店で買ってきたであろう香の物
さめた茶碗蒸し
冷え切った野菜のみの天ぷら 
全く新鮮さが感じられない煮物 こんなにんじんは赤かったのだろうか
正月の残りとしか思えないしなびた突き出し
マヨネーズがびしゃびしゃの小さな皿に盛ったサラダらしきもの
固形燃料を燃やして焼く
毎日喰ってるゼイ
シメジエノキマイタケエリンギ、きのこのバターじゃなくてマーガリン焼き
挙げ句は
山のいで湯の山の幸ならぬ
乾いた刺身
変に黒っぽいウニ小鉢

果物 甘さ控えめのおリンゴ(これは信州産でしょう)
の春雨の吸い物とご飯
刺身は赤身3切・ハマチ2切
そんで妙に糸を引く中トロっぽい切り身が刺身皿に載ってます
糸を引く物体が何かと訊ねれば
聞いてないので解らないと仲居
こっちとりゃむっとした顔をしていると
料理長はもう帰ったから解らないと言い訳
あきれて返事もせずにいたところ
仲居は部屋を出て行った
席を立って10分後
女将に話し、温泉につかっていた板前を捕まえてその物体が何かを聞いたと
胸を張ってのたまう
板前曰く「手をかけて昆布締めにしたマグロ」だそうだ
「手をかけて」なんてあんたたちが言うことじゃないわよって 言いたい気持ちを抑えて
これはこれはと驚いてみせる
冗談じゃねえぜ
まがりなりとも生の刺身と昆布締めの代物を一緒の皿に盛るから変な誤解を受けるんだゼイ
盛り方一つも知られえのか
だいたい「満足のいく料理」てのはいったいどこにあるんじゃい
おまけに料理長がお客さんの食事中に風呂へえってるなんて何考えてんのか
仲居の言い訳にもうんざり、
心ない料理に注文した酒が五臓六腑に暴れ狂う
ひどすぎた
ちょっと大げさながら、今までの人生の中で
最たる愚食
あまりのひどさに大笑い
お酒少々飯微量
25分で豪華絢爛に料理を残し宴は終了
料理を残すなんて、、、とお考えの向きもございましょうが
言い訳は致しません
ただただあきれてものも言えず口もきけず食べ物がのどを通らなかったのでございます

部屋に帰るや近所のお店に出かけました
寒うございました
心休まる乾いたつまみと焼酎を購入
お部屋でチビリがぶりウイッとなるまで心慰めたとさ

《食後》

夕食は6時55分に終了
久しぶりにのんびりした食後になりました
心はかっかとしてましたけれど
焼酎の酔いが
何となく思考能力を低下させたそんなころ
よし気を取り直して湯に行くか
時計を見ればまだ9時前
そそくさと手ぬぐい片手に廊下に出ると・・・・・愕然
廊下の電気が真っ暗です
何だよ消灯時間なんてあったっけ
非常灯の明かりを頼りに階段へ
階段のそばにスイッチ類
廊下・階段・パントリー・トイレ・・
ぜーんぶのスイッチつけて差し上げました

推して知るべしロビーや喫茶のコーナー
おみやげ物のある売店
ぜーんぶ真っ暗
せめて10時くらいまでは電気ぐらいつけておきなよ
ロビーで新聞読んだり、一服したり明日の旅の相談に来るお客さんだっているでしょうに
どーなってんだよこの「400年の老舗旅館」は
良くも400年も続いたモンだ
この宿に500年の歴史はもう重なるまい・・
もちろん浴場だって真っ黒くろすけ
いちいちスイッチオン、アンド、イン
節電にも限度ってモンがある
また腹立ってきた

もうふて寝しかありません
部屋に帰る前
館内、手当たり次第のスイッチオン
一瞬の閃光が館内を包みました
わしゃ寝る・・

《終章》

もうこの宿には未練も温情も何の情も捧げない
どおしてこんな巡り合わせになってしまったんだろう
家にいたって静かな環境なんだし
温泉だってすぐそばにあるわけで
かみさんの作った料理の方がよっぽどはお口に合う
わざわざ「こんなとこ」にきた意味あるんだろうか

ごーぉーん
ごーぉーん
ごーぉーん
ごーぉーん
ごーぉーん
ごーぉーん
ごーぉーん
ごーぉーん
ごーぉーん
ごーぉーん

朝6時30分
渓流を隔てて向こう岸にある寺の鐘
おいっ
6時半だよまだ
おいっ
おいおいおいおいおい
それも
10回も鳴らすのかよ

完璧目が覚めちまう
こんなのアリなんでしょうか
ここまで新年早々いじめられなきゃならないのでしょうか
意地でも寝てやる
7時をすぎると廊下がなにやらざわざわ
仲居連中の朝のお支度なんだろう
もう少し静かに出来ないのかなあ
廊下でぺちゃくちゃしゃべんないでくれないかな~
7時10分
リリリーーーン
「朝ごはんのご用意が・・・・」

昨日朝食は7時から8時半までの間に食堂にお越し下さいと昨日仲居が言うので
わかった、必ず行くので電話はいらないからと伝えておいたのに
慇懃無礼な電話の呼び鈴
もう一寝入りして私だけ食堂に8時15分におりた
かみさんは具合が優れず
私だけと言ったら
食堂のおばちゃんの言い分はこうだ
「じゃ一人分は捨てちゃっていいんですね」それも他のお客さんにも良く聞こえるような大きな声
捨てるとはなんだい
「ご気分いかがですか」とかここでは全く期待できない言葉だけど
「おかゆでも作りましょうか」なんてのが正しい答え
寄りによって捨てちゃってもいいんですねだとさ
あきれてものも言えない
黙って席に座って昨日食べてない分、
しゃくに障ったけれど空腹には勝てず何の変哲もない朝食をかっ込んでいれば
食事の最中厨房から
「これで最後(私が最後の朝食をとる客人だったのでしょう)だからさあめし喰ちゃおう」
てな従業員の声が静かな食堂に・・
あ~ もおだめだ悪夢がさめてもやっぱりむかつく
部屋に戻る
そしたらかみさんは風呂に言ってる様子
後で聞いたら、なんと私の食事中、布団上げに従業員がノックもせずにはいってきたらしい
昨日の仲居との打ち合わせは何だったのだろう
驚きを超える

《だめ押し》

もうとっととおいとましなくてはと
最後の一風呂浴びに大浴場におりたのが8時40分
もうびっくりはしなかったけれど
「清掃中につき他のお風呂をご利用下さい」だってさ
10時チェックアウトだって今時早い時代なのに
それをおいといても
10時前のお掃除って考えられません
帰り際一風呂浴びたい気持ちをずたずたにされてしまいました
訴えてやる~♂?λΧΩ∝∇?¶仝&〆

《エピローグ》

今時こんな旅館があるのだろうかと疑ってしまう
チェックアウト
お金を払う段になってこんなにもお金が惜しいと思った事はなかった
なぜこの姥女将に大枚を捧げなくてはならないのだろうか
悔しくて悔しくて
何度かこの事態を「苦情」としてお伝えしなくてはと姥のそばに歩み寄る私でしたけれど
かみさんに制され、思いとどまった
そんな気持ちが分かってか、なぜか料金の割引を姥が申し出た
ほんのちょっと
お礼を言う筋合いでもなかったのでそうですかと答えただけ
車に乗り込む我々を玄関まで見送る訳では無し、仲居も姿を現さない
うううん、もう一度苦情を言いに行こうと車を降りかけた
かみさん「早くおいしいもの食べに行きましょう」
「こんなことで腹立てていたら体に悪いわよ、今日一日損しちゃうわよ」
ううんんXん 確かに・・

情けなくなった

この正月、ものの哀れを知らされた
いい正月だった事にしよう

《訴え》

この気持ちどうしても誰かに伝えなくては腹の虫が治まらない
直接あの忌まわしい旅館に伝えてもきっと受け止めれれないだろう
ただのお客のぼやきぐらいしか考えないだろう
でもだれかに分かってほしい
あの旅館の名前を発表したい
「開業400年、歴史の重みを感じる静かなお宿」
にだまされないでほしい
あの旅館の名前を公にしたい
うううう
苦しいーーー



悔しくて写真は割愛



長らくおつきあい頂き心を込めて御礼申し上げます
あの旅館の名は・・・・・

なりませぬーーーー

この物語には一切フィクション・誇張・事実に反した感情的な記載は含まれていません。
取材協力 木村家    
ロケ地・・・なりませぬーーーー

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2004/01/01(木) 20:09 つぶやき
誓い
新年のお喜びを申し上げます

また本年も何卒森の家のご愛顧をお願いし
皆々様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます

管理人も当年とって42歳
若さあふれる・・という歳ではなくなりつつ
腹の出具合や目のかすみ、白髪の占有率等、かなり気になる歳になって参りました
平成9年以来この館をあずかり、足かけ8年がたちました
桃栗三年柿八年、何らかの熟した成果をだす年です
人間としても熟すこともまだまだ課題の域を超えません
「人の心の痛み」がわかることこそ
熟した大人の証とおっしゃられた方がいます
確かにその通りだと思います
でもまだまだ自分の心の痛みに悩み人に相談し
くじけそうになった時には弱音を吐く
これじゃあかん
阿寒湖は寒いけど
オカンは熱い
おちゃらけている場合ではありません
お茶買ってきます

もっとまじめに挨拶セイ!

ともあれ謹賀新年
こんな私や森の家、引き続き本年も叱咤ご指導ご鞭撻を
切によろしくお頼み申し上げます

20040101.jpg


初日の出に大人の誓いをたしました

はてな
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